野口晴哉先生に学ぶ
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
半年前に観た映画
「グレイテスト・ショーマン」で
一番心に残った歌
This is meを久々に聞いちゃったら
またまた涙腺全開で
感動しまくりな今日この頃
皆さまいかがお過しでしょうか?
今年の秋は思ったより暖かく
まだ風邪のシーズンでは
なさそうですが
先日読んだ本が面白かったので
今日はその内容をシェアしたいと
思います。
皆さまは「風邪」にかかった時
どのような対処をいたしますか?
忙しい日々を過ごしていると
風邪が完治するまでずっと休むと
いうコトは難しいかと思います。
大抵は
・市販の薬を飲んで様子を見る
・すぐに病院で薬を処方してもらう
・気合いで治す
こんな感じでしょうかね?
たかが風邪 されど風邪
しかしこの方法を知ったら
安心して対応できるでしょう。
「風邪の効用」
野口晴哉(ノグチハルチカ)
野口晴哉さんは知る人ぞ知る
「野口整体」を作られた
日本屈指の身体思想家です。
古今の東洋医学のメソッドを
自分の整体法に取り入れ
気の流れを調整することで
人間が潜在的に持つ自然治癒力を
呼び覚ますという独自の整体法を
確立されました。
いわゆる一般的な「整体」や「整骨療法」
といった物理療法とは違います。
第6回「野口晴哉先生がされていたことを
理解するためにエドガー・ケイシーを
読んでいました」三枝龍生先生より拝借
風邪を引いた時の対処法が
書いてありましたので
参考になさってみてはいかがでしょう?!
「風邪を全うする要領」1. 身体を弛めること 偏り疲労(硬直)部分は弛めようと
しても弛まない。寝ていただけでは
弛まないので、自分の身体が
快く感ずる姿勢をとれば自ずと
そうなる。
2. 冷やさぬこと 特に汗の身体を風に当てぬこと。
熱が出ても冷やさぬこと。
(熱が)出なくても冷やさぬこと。
3. 温めること 積極的に温める
*後頭部を40分間熱いタオルを
とりかえとりかえして温める。
(タオルは小さくたたむほどよい)
*喉の風邪の場合は足のくるぶしが
隠れる程度の湯に4〜6分間足湯。
(入浴の敵温度より2度高くする)
*温めた後は冷やさぬ注意が肝要。
熱が出きっていない時は一度
熱が上がってから下がる。
4. 発汗は引っ込めないこと 乾いた温かいタオルでよく拭うこと。
汗がネバネバしている間は着物を
とりかえず、サラッとしてから取り
かえること。
5. 風邪の全行程における急処 *平温以下の時期を安静にすること。
*平温に復したらすぐ起きること。
この2つが風邪活用の急処である。
*水分を多めにとること。
普通発熱の時は
頭を冷やすように言われてますが
実は温めることが上手な治し方
だったのですね〜。
目からウロコです。
「風邪は、からだを健康に
してくれる自然治癒行為。
だから
上手に経過させることが
何よりたいせつです」この本の初版が昭和37年。
50年以上も前に書かれた本ですが
学ぶ点がとても多くて
画期的な視点で捉えていた野口先生は
さすがです。
また
心のあり方によって
風邪を誘発している場合もあると
いうコトも書かれていて
とても面白いので
興味のある方は是非読んでみて
くださいね。
風邪を引かれたとしても
もう怖がる必要はありませんね。
むしろ
風邪を上手に経過させるコトが
出来れば難病を治せると
野口先生はおっしゃってます。
なので
安心して引ききりましょう〜!
リラクセンスボディセラピーで
普段から弛める身体作りを
しておくのもオススメです♪
働かせ過ぎたところができると
風邪を引く。
だから
風邪を引くことで体の使い方を
反省する。
ー野口晴哉ー