正義という名のエゴ
2020年05月30日 [
イシリス33メソッドセラピー]
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
英語の勉強のために
タンデムというアプリを使って
世界各国の人と連絡を
取り合い始めたので
家にいながらにして
海外旅行を楽しんでいるような
バーチャルな今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
先日こんな記事が目に止まりました。
脳科学者としても著者としても活躍
されている著者・中野信子氏の
『人は、なぜ他人を許せないのか?』という本の紹介だったのですが
「正義中毒」というワードに惹かれて
この記事を読んでみました。
なぜ危機的状況になると他人を
批判するだけの"正義中毒"が増えるのか?
「自分が社会正義を執行したい」という
欲求はとても強力なものなんです。
自分が正しい側にいて、
規範から逸脱した人を攻撃すると
「自分はいいことをした」という
報酬が脳内で得られるんです。
その報酬が快感として味わえるので、
これを覚えてしまうと、
攻撃する相手がいなくなるとちょっと
物足りない気持ちになったりする。
そして、少しでも規範から逸脱した人が
いないかと目を皿のようにして探して
しまうんです。
これを私は「正義中毒」と名付けている
んですが今回のように危機的な状況になると、
必ずこうした正義中毒の人が増えてきます。
【牛窪】正義中毒の場合は、
規範から外れた人を攻撃すると、
脳内で快楽物質のドーパミンみたいなものが
放出されるんでしょうか?
【中野】そうなんです。自分がやったことが、
みんなのために良い行動だったと判断すると、
脳の内側前頭前皮質というところが活性化して
快感を覚えるようにできているんです。
正しいことをする快感を味わいたいので、
「悪いことをしている人を叩く」という行動が
やめられなくなってしまう。
「お前は悪いことをしたんだから、
叩かれるのは当然だ」と、
どんどん「正義」にはまっていきます。確かにこのような
「正義中毒」の人が
特に今この新コロナウィルス感染症の
流行り出した頃から現れたようにも
見受けられます。
脳科学的な見方は中野先生にお任せして
今日はこの
「正義」について
イシリス的視点から見ていこうと思います。
自分自身の心を深く見つめていくと
必ずぶち当たる大きな壁が出てきます。
それは
「裁く」という壁。
何度も何度も輪廻転生を繰り返してきた
ワタシ達の魂には
この「裁く」という記憶(カルマ)が
それぞれの経験によって
ほぼ全員に刻まれているのです。
人間は
良い人生と悪い人生の両方を体験する
コトで本来の自分に戻るという進化の
旅を続けているのですが
その道中で皆さんもれなく体験するのが
この「裁き」なのです。
ではこの「裁き」とは何なのでしょう?
アカシックレコードを読み解く
世界的に有名なゲリー・ボーネル氏曰く
人間が誰であるかを忘れてしまう
1番の原因。
エゴ(パーソナリティ自己)は
裁きによって作り出される。と語っています。
人を裁くという行為は
エゴからくる行為だというコト。
というコトは
正義もエゴというコトになります。
正義といういかにも正しい行いを
していると錯覚して
実は人を裁く行為をしているのです。
元々宇宙は
良い・悪いと言った裁きはありません。
それぞれの自由意志で決めるコトなので
誰も裁く必要がないのです。
ですがココ3次元の地球では
陰と陽、善と悪、勝ち負け、光と陰など
常に二極に分離した世界。
なのである意味
「正義でもって人を裁く」というのは当たり前な流れだった
のでしょう。
しかし
地球が次なる次元に上がると決めた今
この重い波動を醸し出す
「正義というエゴ」を手放す必要が出てきているのです。
「え?正義って生きていく上で
必要なのでは?」
と思われるかも知れません。
でもこの正義こそが
エゴの親分なんですっ。
だってあなたの正義は
あなたのものさしで見た正義でしかないから!
正義に執着している人は必ず
「自分自身を裁いている」
という潜在意識をお持ちです。
人を裁くというコト=自分を裁く他人に対して正義感を振りかざして
いるのは結局のところ
自分自身に対して裁く行為を
しているのです。
中野先生も
「正義中毒を乗り越えていくには、
人を許せない自分や他者に対して、
「人間だからしょうがない」と認めることが前提となる。」
とおっしゃっています。
正義中毒からの脱出は
あなた自身を赦すこれ一点に尽きると思います。
ノージャッジな自分を取り戻して
軽く生きていけるように出来るのが
イシリス33メソッドによる
あなたの潜在意識を修復・変換する
方法なのです。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
虹びとブログでの「気づき体験」の
続きをアップしましたので
こちらもどうぞお楽しみくださいませ♪
今こそ自由の世界へ飛び出そう〜〜♪♪