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もうひとつの追憶の日々-第3章-
2021年02月13日 [マイライフ]
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。

いつも通る道に
桜の木が植えてあるのですが
まだまだ寒いこの時期なのに
枝の先端に小さなつぼみが
沢山ついていたので
家に帰ってからつぼみを調べたら
「花芽」と呼ばれていると知り
またひとつお勉強になった今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?



sunset「もうひとつの追憶の日々」
   ー第3章ー


プロローグはこちらをどうぞ。
第1章はこちらをどうぞ。
第2章はこちらをどうぞ。



それから10年という月日を
ワタシはハワイで
母は日本で離れて暮らした。

親戚が全く居ない地での
幼い子供2人の抱えての生活は
思っていた以上にストレスで

母に助けを求めては年に数回
ハワイまで来てもらい
育児を手伝ってもらった。

母への罪悪感もずっと消えずに
ワタシの心に燻っていたので
ハワイにいる間は楽しんでもらおうと
親孝行に勤しんだ。

だけども
子育てに関して母とワタシの間に

価値観のズレ


があるコトに気付いてしまった。

母のコトが大好きなのに
素直に母に従えない自分がいる
なんてなんでなの?



そんな折
人生の転機は突然やってきた。
住み慣れた島を後に
2人の子供を連れてワタシは帰国した。

「日本に帰るなら今しかない」

っと夫の急死から2年以上
経っていたのにも関わらず
意を決して日本に戻った。

2人の子供達は
ワタシの日本帰国の決断に戸惑うも
涙を浮かべながら賛成してくれた。
きっとワタシ以上に
複雑な心境だったに違いない。

だって
日本語の聞き取りは問題ないものの
帰国する2週間前に
自分の名前を初めて漢字で
書けるようになった程度のレベル…

おまけに
息子はワタシの日本語を聞いて
育ったため
どことなくフェミニンな言葉使い…

自由で伸び伸びしたハワイの学校から
道徳的で規律正しい日本の学校に
上手く適応できるか
内心心配ではあったけれど

それでも
母の夢を叶えてあげるコトが出来て
娘としての責任が果たせたのが
嬉しかった。

これからはお互いに
自由に好きなコトをして
生きていこう!


そんな約束をしながら
これから起きる楽しい未来へ
期待に胸を膨らまし

あの夏の終わりから
いよいよ同居生活が始まる。


その後に
この約束を覆したくなるほどの
出来事が起きようとは
その時はまだ知る由もなく。

だって
それはとっても静かにゆっくりと
やってきたのだから…





今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。



sardines【本日の一笑】
うっかり言ってしまいそう〜〜♪♪

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