こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。

最近日本語に秘められた
言霊パワーに魅力を感じる
今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか？





アメリカでの10年という日々は
私たち家族にとって大切な時間だった。
子供たちはすっかりこの土地に馴染み
学校に慣れ
友達もでき
笑顔で過ごしていた。
私たちの小さな幸せな日常が
そこにはあった。

でも日本から戻って来てから
というものの
心の中で確実に「何か」が
急激に膨らみ始めていて
もうそれ以外は手につかないほど。

ついにワタシは決心して
子供たちを呼んだ。

「日本に帰国しようと思う」

その言葉を伝えた瞬間
まるで世界の時間が
止まったように感じた。　


子供たちの瞳に映った戸惑いや不安
そして―

「お母さんのことを困らせたくない」

表情に込められた２つの愛が
母であるワタシの心を深く揺さぶる。

ワタシは絶対にこの子達を
幸せにしなければならない

今まで夫に委ねていた
「責任」というバトンをしっかりと
持つ時にきたのだった。


大きな決断

時には人生で
大きな決断に迫られることがある。
それは誰かを傷つけることになる
かもしれない。

それでも進むべき道を
選ばなければならない…

私の決意は揺るぎないものだった。
それは

「自分の未来を選ぶ」

というある意味
自分勝手な選択だったのかも
しれない。

けれどこの決断が
ワタシたち家族に新しい物語を
もたらすことを
心の奥底で信じていた。

そしてこの決断は
ワタシ達家族にとって間違えなく
最高の新しい一歩となった。


ただいま日本

帰国を決意してから
わずか3ヶ月間で
所有していた家や車を売り
これから日本で住む未知の町を
インターネットで決めて
不動産屋にも手配を済ませ
末広がりの縁を担いで
８月８日に日本に帰国した。

常識では考えられない速さだった。

本来なら
不安や迷いに満ちた道のりのはずが
不思議と確信に満ちていた。

「この道でいいのだ」

その思いが私を動かしていた。



見えない糸の先に

あの墓前での言葉から始まった
私の人生の大きな転換。
日本への帰国は
ただの場所の移動ではなかった。
それは
新たな自分を見つける旅の始まり
だった。
子供たちと共に歩み始めた
日本での生活は不安も多かったが
何か大切なものを探している感覚が
私の中で日に日に強くなっていった。

「これでいい」

というだけの人生ではなく

「これがしたい」

と心から思える何かを。

自分の内なる声に導かれるように
私はまだ見ぬ道を進み続けた。

そして運命の糸は
思いがけない形で私を
次の扉へと導いた―

続く。




今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。




優しくて力強い言葉〜〜♪♪