こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
この1年ほど
娘も裁縫の楽しさに芽生えたようで
古着を買ってきては
見様見真似で適当にアレンジをして
リメイクをしてる様なのですが
意外にもダサ系から今風な形に
作り変えてて
その大胆さに感心しちゃう今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
一月前
母とのストーリーを綴っていましたが
実は数日前に
ちょっとした変化がありましたので
今日は「恋愛のしくみ」をお休みして
「もうひとつの追憶の日々」
をアップいたします〜。
よろしければ
遡ってお読みくださいませ。
⬇︎
もうひとつの追憶の日々-プロローグ-もうひとつの追憶の日々-第1章-もうひとつの追憶の日々-第2章-もうひとつの追憶の日々-第3章-もうひとつの追憶の日々-第4章-もうひとつの追憶の日々-第5章-もうひとつの追憶の日々-第6章-もうひとつの追憶の日々-第7章-もうひとつの追憶の日々-エピローグ-もうひとつの追憶の日々-ふたたび-親愛なる母へ
なぜか急にふっと思い立って
今ワタシは途中下車をし
自由が丘駅に来ています。
なんでそんな発想が思いついたのか
自分でも分からないけれど
きっとあなたが喜びと懐かしさで
笑みが溢れるに違いない
そんな氣がして
久しく見ていなかった
あなたの笑顔を想像していたら
ココに来ていました。
あなたの為に何かしてあげたい
純粋にそう思えたのは
何年ぶりでしょう?
1週間前と今とでは
全く違うワタシがいます。
その変化にびっくりしていると
思いますが
実のところワタシ自身も
驚きでいっぱいなのです…
まさか
こんなコトがきっかけだったなんて
あなたに話しても
信じてもらえるか分からないけれど
でもこんないきさつがあったのです。
友人にカードリーディングを
してもらった時に
「お母さんに優しくしなさい」
という言葉をもらった。
母に優しく出来ない自分に
怒りも感じていたし
何をどう優しくして良いのか
分かってもいない自分がいたのを
どうやら天は分かっていたようで
全てお見通しだったのだ。
ワタシ自身母との関係を1日も早く
解消したいと願っていたので
カードの言葉を信じて
イシリス33メソッドで
自分の中にある怒りや
優しさの意味が分からない感情を
手放した。
そしてその数時間後。
夕食の後にちょっとしたコトが
きっかけとなって
また母と言い合いになった。
いつもと同じ
母に向かって怒ってるハズが
「鏡に映る自分に怒ってる自分」
にだんだんと見えてくる。
ほとほとに疲れたので
「ねぇ お母さんの人生で
いつが一番辛かったの?」
と何気に聞いてみた。
母も30歳そこそこで夫を亡くし
ワタシ達娘3人を1人で育て上げた
強い人だったので
なんと答えるのか気になったのだ。
すると
「今が一番辛いね…」
とポツリ答えた母。
その姿の小さいコト。
いつの頃からか
こんな小さな母を脅威と感じ
怒り、恐怖、戦闘態勢となって
いつも身構えていた自分がいた。
支配的な母と同居をしている
自分が「辛い」と思っていたけれど
なんと相手も同じ感情を
持っていたのか…
母もワタシとの生活において
1人辛い思いをしてきたのか…
その時ようやくワタシは目が覚めた。
当然といえば当然なのだ。
「鏡の法則」
なのだから。
でもそのコトを知ってはいても
自分の生活に落とし込めなければ
本当の意味での理解にはならない。
ワタシは頭でっかちのイタい奴だった。
それを今
目の前でちょこんと座って
ワタシとタイマンを張っている
母の姿で氣付かされたのだ。
あまりの傲慢さと恥ずかしさから
母へ今までの愚行を詫びた。
すると母も目頭を抑えながら
悪かったと言ってハグをしてきた。
その瞬間
お互いのわだかまりが
温かい涙と一緒に溶けて流れていく。
頭ではなく
心と心で和解した感覚だった。
7年近く抱えていた重い荷物を
やっと下ろすコトが出来て
あまりの軽さに
自分の身体が
自分でないような気分。
人を許すってこんなにも軽いのか?
自分を許すってこんなにも楽なのか?
そんなコトがあの夜
ワタシの身に心に起きたのです。
正直今の自分にはまだ慣れず
あなたと目が合うだけでも
こそばゆいのだけれど
それでもあなたへの感謝を
ちょっとした形で渡したいのです。
あなたがずっと望んでいた
「たわいもないお茶タイム」
に招待したいので
ぜひ参加してください。
このケーキを覚えていますか?
大好きだった亡き父に
連れて行ってもらって初めて食べた
と遠い昔にワタシに
話してくれましたよね?
残念ながらワタシは
あなたを知っていたようで
何も知ってはいませんでした。
なので
この思い出深い
モンブランを
味わいながら
もう一度
あなたのコトを聞かせてください。
母ではない「あなた」について…
あなたの娘より
Fin
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
愛着あるモノには”ほころび”がつきもの。
イシリスで「お直し」が出来ます♪
親子関係、夫婦関係、恋愛関係
ご相談くださいませ★
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
先日娘が「犬と肉」という
イソップ童話を話してくれたのですが
話に出てくる犬が自分のように思え
鏡の前でその中の自分に向かって
1人喧嘩をしているアホな自分を
想像した今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ーエピローグーいつまでも母のせいにばかり
している甘えた自分ではいけない…
逃げ出したいと思う
弱い自分と向き合わねば…
今までだって
大変な道をくぐり抜けて
これたのだから
今回もきっと大丈夫…今まで何度もそう自分に
言い聞かせ
恩師や仲間に支えてもらいながら
ようやくココまで来れた。
ありのままの自分を見るって
口で言うほど
簡単ではなかったし
正直とても居心地が悪い。
それでも
目の前に立ちはだかる
エベレスト級な黒い壁から逃げずに
向き合ってこれたのは
「宇宙真理の法則」に則った
イシリスがあったからだ。
人間関係ー特に家族の関係が
簡単に修復できない理由に
感情というとても厄介なモノがある。
今生に限らず
過去生から引きずってきた負の感情が
複雑に絡まり合っていて
自分自身をもがんじがらめにしてしまう。
その
何重にもグルグルに絡まった
感情の根っこを解いていくには
無意識領域の潜在意識を変えるコトが不可欠となる。
ワタシと母との間に
一体どれだけの負の感情が
絡まり合っているのか
検討もつかない。
けれども
潜在意識を変えていくコトが
解決の道であるのは
今までの実体験で経験済みだし
問題を解決する術をイシリスで
しっかり学ばせてもらったので
後は自分に負けないで
最後までやり切るのみ。
時間を巻き戻してあの日の朝。
母はいつもの調子で
自分の感情を丸出しにしながら
ワタシの地雷に足を乗せている。
はは〜ん。
また同じ手口を使うのだな?
でも今日こそは
この手のトラップには
引っかからないから!
そう思える余裕が自分の中に
出てきたコトが嬉しい。
7年前には自分の心に
目を向けるなんてしたコトも
気付いてあげるコトも
皆無だったのに…
今は誰にも分からないくらい
ワタシだけしか気づけない程の
小さな小さな成長に気づき
受け止めてあげらるまでになれた。
大切なのは
自分がどう変われるか?そして
全ては起こるべくして
起きているのだと知るコト。今よりもっと進歩して
一皮向けた自分に出会うために
今日もワタシの心の中に眠っている
重い負の感情を解放しよう。
完
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
「犬と肉」(イソップ童話)
ある犬が肉をくわえたまま橋を
渡っていた。
ふと下を見ると、見知らぬ犬が
肉をくわえてこちらを見ている。
犬はその肉が欲しくなり、
脅すために吠えた。
すると、くわえていた肉が
川に落ちて流されてしまった。
もう一匹の犬とは、水面に写った
自分自身の姿だったのである。
ーウィキペディア参照
ワンちゃん本人は真剣〜〜♪♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
娘の卒業式に参列してきた時に
不意に男子グループの会話が
聞こえてきたのですが
「お前ヒゲの脱毛した?」
と耳を疑うような会話に
一気に令和モードを肌で感じた
今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ー第7章ー「相手は自分の写し鏡」なんて言葉を誰が最初に
思いついたのだろう?
よくも上手いこと言ったモノだ。
本当にその通りで
実にどうでもいいコトを
相手がわざわざ自分に見せてくれる。
そして
自分もわざわざ目を向けてしまうのだ。
とりわけ自分が苦手とする相手から。ワタシの地雷がどこに埋まっているか
一番詳しく知っていたのは
もちろん母であった。
ワタシを挑発するのが見事で
そして
いつもその挑発にまんまと
乗ってしまう自分がいた。
しかし
どうやら母もワタシに対して
同じコトを感じていたようで
「なんであんたはいつも
私を怒らせるの!!」
と言ってきたコトがあった。
あぁワタシも母の地雷が
どこに埋まっているのか
知っているってコトか。
またある時は
食べたいなと思った食材を
スーパーで購入してきて
冷蔵庫に入れようとしたら
まるっきり同じモノを
母も買ってきていた
というコトが度々起きる。
そんな所まで母と意識が一緒なのが
嫌で嫌でたまらなかった。
自分は母とは違うとずーっと拒み続けてきた。
自分自身に抵抗してきた。
だって
母の姿が自分だなんて認めたくない!
ワタシはあんなに酷い人間ではない!
ワタシはあんなに頑固ではない!
「母」という鏡を通して
「ワタシ自身」を見せられるコトに耐えきれなかった。
いっそのこと
その鏡を割ってしまえば?
自分が一番見たくなかった
醜い自分の本性を映し出す鏡なんて…
人生はシンプルだ。
何も難しく考えるコトはない。…そうなのだ。
そのままの自分を受け入れたら
良いだけ。
理屈では分かっているのに
そんな簡単なコトが出来ないのは
ワタシの中にいるもう1人の
傲慢な自分が抵抗しているからだ。
ようやく自分が向き合わねばならない
本当の敵が定まった。
母ではなく
自分自身との闘いが幕を切って落とされた…。
…続く。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
ヒゲも魅力的なあなたの一部〜〜♪♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
1年程前からずーーっと
処分をしようと思っていた
ベッドとソファでしたが
大き過ぎて捨てるに捨てられず
業者さんにお願いするコトで
ようやくスッキリ片付いた
今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ー第6章ー沢山の経験をしてくると
考えても見ないコトだったり
想像を遥かに超えたコトだったり
おおよそ
説明や根拠のつかないコトに
遭遇するコトがある。
イシリスでのお茶会で知らされた
母との関係もそうだった。
過去生なんて
記憶にもなければ
信憑性なんてものもないのに
それでも
ワタシの中では
絶対的な確信があったのだった。
無意識である潜在意識に
俄然興味を持ち始めたのも
そこに
自分がずっと求めていたモノが
あると直感したから。
生まれてこの方自分自身と真剣に
向き合ったコトなんてなかったが
この時ほど
自分を知りたいと思ったコトはなかったし
それに
ワタシのどんな質問に対しても
全て納得する返事を返してくれた
近藤祐子先生のような人に未だかつて
出会ったコトがなかったので
この先生の元でぜひとも
学ばせて頂きたいと感じたのだった。
そんな
頼もしい先生の元で
「潜在意識」や「宇宙」について学んでいくコトとなる。
知らないコトを学ぶって
こんなにも楽しいモノだったのか!
学生時代にはなかった
喜びの感情が今になって起き始める。
特に宇宙の法則である
「原因と結果の法則」
「ミラーの法則」「エネルギー不滅の法則」などから紐解いていくと
全ての悩みの根元は
自分にあるという
シンプル過ぎる答えには
目からうろこ状態で
当たり前過ぎて考えもつなかった。
この法則に当てはめていくと
ワタシにとっての敵とは母の顔をした
ワタシ自身であったと言うコト?
今までワタシの脳内は
母 VS 自分であったが実際は
自分 VS 自分こっちだったのか!
ずーっと暗いトンネルの中を
独りぼっちで歩いてたけれど
やっと
遠くに出口のような
希望の光が見え始めてきたのだった。
…つづく。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
自分の手に負えない時は
迷わず人に頼みましょう〜〜♪♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
先日新宿駅から帰宅するため
電車に乗り込んだ直後に
駅構内の火災報知のアラームが
鳴り響いたので
とっさに遠隔の浄化をしたのですが
周りの乗客は誰1人動くコトもなく
ほぼ全員がケータイを見ているという
とてもクールな光景に
日本人魂をみた今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ー第5章ー結論を言ってしまえば
母には感謝しなきゃならないのだ。
なぜって
母と不仲になったお陰で
ワタシはイシリスに出会えた
のだから。
ワタシがずーっとずーっと
探し求めていたモノが
やっと見つかった。
イシリス…
母と話し合いを持っても
そこに解決策が見出せないと
気付いてから
ワタシは自分で何とかしようと
行動を起こした。
だが
なかなか「コレ!」と言ったモノに
出会えないまま
満たされない気持ちばかりが
膨らんでいく。
そしてついに
熱をもった肩のこりという形で
ワタシの身体に支障が起きた。
整体師のところで見て頂くも
一時的な緩和だけに留まり
なんともしっくりスッキリしない。
数日後にまた振り返す痛みに
お手上げ状態で
どうしたら良いのか分からずに
困り果てていた。
そんな時
お友達から
「イシリスってところで
お茶会があるんだけど
一緒に参加してみる?
ちょっと怪しいんだけど…」
という誘いを受けた。
「怪しい」という言葉にとても魅力を感じて
迷いもなく二つ返事で
ワタシはその誘いに乗った。
久しぶりにワクワク感を感じている
自分が嬉しかった。
待ちに待ったお茶会の日。
近藤祐子先生との
初対面にドキドキしながら
自分のネームリーディグをお願いした。
そこで知った驚愕のストーリー。
それは
過去生においてワタシと母は
敵同士であったというコト。
そのコトが今生でも影響していると。
そしてワタシの肩のトラブルも
先生からはお見通しだったようで
「矢が刺さって
肩を貫通しているわね〜。」っと言って
肩をヒーリングして下さった。
さっきまで熱があったのに
スーッと楽になっていく。
常識では考えられないような
分からないコトが起きていたが
何だか楽しくて惹き込まれてしまう。
そして
コレだ!
間違えない!
自分が求めていたモノはコレだった!コレで何かが変わっていくだろう。
イシリスと出会えた喜びと感動で
足取りも軽く帰路に着いたのであった。
そんな流れで
イシリスとの出会いは突然
やってきたのだった。
…続く。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
突然の災害にも
宇宙エネルギーでサポートします〜♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
風の時代を意識してかしらぬか
毎日YouTubeで「ジュピター」の
オーケストラ演奏を見たり
ケータイに落として聞くコト6ヶ月
飽きる気配など全くなく
毎回新鮮な気持ちで
聞き惚れてしまう今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ー第4章ー母との自由で楽しい同居生活のハズが
日に日に
息苦しさを感じ始める。
慣れない日本語での授業を終えて
ヘトヘトになって帰ってくる子供達に
家では少しでも息抜きをさせてあげたく
「家では英語での会話OK」というワタシの考えと
「家にいても日本語で会話を」と1日も早く言葉を覚えて
友達を持ってもらいたいという
可愛い孫達を思うが故の母の意見とが
早速ぶつかり合った。
そして
子供の言いなりになる
威厳のない母親という烙印を母に押されてしまう。
今思えば
英語が分からない母にとって
日本語を話さない孫との
意思の疎通が取れない
寂しさや孤独感が
あったのだろう。
だけど
あの頃のワタシは
情緒不安定だった
子供達を差し置いて
母の寂しさに構ってあげられるほど
器の大きな人間ではなかった。
そしてまた一番の
フラストレーションとなったのが
「話合いという名の
自己正当化理論」母も同じ想いだったと思うが
どれだけ自分が正しいかを言い合う
時間とエネルギーの無駄遣いをよくし合っていたのであった。
「子は親に従うのが日本の常識」という母に対して
たとえ親子であっても
同じ重さの命を持つ個としての
対等な関係を望むワタシの考えを
伝えてみるのだけど
「そうなのね」
という言葉が返ってくることは
なかった。
価値観の違いは全然あって
良いと思うし
母に同意なんて求めてはいなかった。
別に親子だけのコトに限ってでないし
夫婦や他人との間でも起きるのだから。
ただ
「あなたはそう思うのね」と1個人の意見として
受け止めて欲しかっただけだった。
昔のような「聞き分けの良い娘」で
なくなった今のワタシを
母に知って欲しかったのだ…
もうそんなコトを母に望むワタシが
間違っていたと受け止め
決心した。
夫が亡くなったときに
自分自身に誓った
「自立」に向けて今ようやく
一歩足を進み始めた。
…続く。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
風に乗って
しっかりつまって行こう〜〜♪♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
いつも通る道に
桜の木が植えてあるのですが
まだまだ寒いこの時期なのに
枝の先端に小さなつぼみが
沢山ついていたので
家に帰ってからつぼみを調べたら
「花芽」と呼ばれていると知り
またひとつお勉強になった今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ー第3章ープロローグは
こちらをどうぞ。
第1章は
こちらをどうぞ。
第2章は
こちらをどうぞ。
それから10年という月日を
ワタシはハワイで
母は日本で離れて暮らした。
親戚が全く居ない地での
幼い子供2人の抱えての生活は
思っていた以上にストレスで
母に助けを求めては年に数回
ハワイまで来てもらい
育児を手伝ってもらった。
母への罪悪感もずっと消えずに
ワタシの心に燻っていたので
ハワイにいる間は楽しんでもらおうと
親孝行に勤しんだ。
だけども
子育てに関して母とワタシの間に
価値観のズレがあるコトに気付いてしまった。
母のコトが大好きなのに
素直に母に従えない自分がいる
なんてなんでなの?
そんな折
人生の転機は突然やってきた。
住み慣れた島を後に
2人の子供を連れてワタシは帰国した。
「日本に帰るなら今しかない」
っと夫の急死から2年以上
経っていたのにも関わらず
意を決して日本に戻った。
2人の子供達は
ワタシの日本帰国の決断に戸惑うも
涙を浮かべながら賛成してくれた。
きっとワタシ以上に
複雑な心境だったに違いない。
だって
日本語の聞き取りは問題ないものの
帰国する2週間前に
自分の名前を初めて漢字で
書けるようになった程度のレベル…
おまけに
息子はワタシの日本語を聞いて
育ったため
どことなくフェミニンな言葉使い…
自由で伸び伸びしたハワイの学校から
道徳的で規律正しい日本の学校に
上手く適応できるか
内心心配ではあったけれど
それでも
母の夢を叶えてあげるコトが出来て
娘としての責任が果たせたのが
嬉しかった。
これからはお互いに
自由に好きなコトをして
生きていこう!そんな約束をしながら
これから起きる楽しい未来へ
期待に胸を膨らまし
あの夏の終わりから
いよいよ同居生活が始まる。
その後に
この約束を覆したくなるほどの
出来事が起きようとは
その時はまだ知る由もなく。
だって
それはとっても静かにゆっくりと
やってきたのだから…
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
【本日の一笑】
うっかり言ってしまいそう〜〜♪♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
めずらしく深夜近くに
車を運転していたのですが
2、3分で自宅に着くという所で
ななんと
野生のたぬきが2匹
車の前を横切っていくという
「北の国から」のキツネ&蛍ちゃん
の感動シーンと同じくらい
感動的瞬間だった今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ー第2章ープロローグは
こちらをどうぞ。
第1章は
こちらをどうぞ。
今思えばワタシは
「自分」というものが何なのか
分からないまま
大人になってしまっていたのだ。
「自分を知りたい」
「自分は何者?」
なんて一度も考えたコトが
なかったように思う。
小学校に上がってすぐに
父を交通事故で亡くしたワタシは
三人姉妹の中で一番の母親っ子だった。
女手1つでワタシ達3人の子供を
育てなければならない大変な母を
自分も子供ながらに支えてきた。
自分の本当の気持ち
を口に出さないというスタンスで。
いや
そんな自分の感情でさえ
全く自覚なく振る舞っていた。
ただただ
世界でたった1人となった親である
母の強さと逞しさに尊敬し
大好きな母からの言葉を
疑いの気持ちなぞ1ミリもなく
素直に聞いていたのだった。
その後
少しずつ自我というものが
人並みに芽生え始めると
ようやく遅めの反抗期がやってきた。
今まで「良い子」でいた
猫被りな自分を振り払いたい一心で
タバコを吸い
バイトで稼いだお金でクラブに行って
友達と朝まで遊びほうける日々。
確かに
友達との時間は楽しかったけど
その「場」にイマイチ溶け込めてない
自分に気づいていた。
自分を傷つけ
母を傷つけ
嵐のように先の見えなかった反抗期は
意外にも
父の月命日の日を境にピタリと終わる。
なんとも厄介で取扱い難い娘を
何も聞かずに寄り添ってくれた母の
その距離感がとても嬉しかった。
そして
久々に見る母の髪の白さに
どれだけ心配をかけてきたのか
思い知らされた…
ワタシだけは
母を悲しませたくない…は結局のところ
自分の思い上がりでしかなかったのだ。
だってその数年後に
日本人ではない人との結婚によって
更に
母をガッカリさせてしまったのだから。
おまけに
母を置いて海外へ引っ越すだなんて…
「娘の家族と一緒に日本で幸せに暮らす」という
母の思い描いていた未来予想図を
叶えてあげられない自分はダメな娘だと
「罪悪感」という新たな十字架を
背負う羽目になっていく…
つづく。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
【タヌキの生態】
一夫一妻で、一生を添い遂げる〜♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
ワタシの周りで
断捨離をしている話を耳に
するようになったからか
自分も感化されて
ずっと手をつけていなかった
書類関係を整理したのですが
ななんと
1時間も孤独にシュレッダーしていた
今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「もうひとつの追憶の日々」
ー第1章ー前回のストーリーは
こちらをどうぞ。
今までの爽やかな天気から
突如として
暗雲が立ち込み始めた。
料理中に温度計を使いたいが
ボタンを押しても付かない
っと焦った顔をした母が立っている。
おまけに
そのボタンの字が小さすぎて
見えないとぼやく。
なので一旦友人との電話を切り
一呼吸おいてキッチンへ。
乾電池切れになっていた温度計を
新しいのに入れ変えている間
ここぞとばかりにワタシに
日頃の鬱憤を訴え始める母。
非常時のアラームのような
不協和音を含んだ声が
母の口から飛び出し始めると
自動的にワタシの心のゴングは鳴り
それと同時に
気づくとワタシの声も
耳障りな音を発しながら
怒りの倍返しのさらに倍々返し。
なぜか分からないが
必死になって自分を正当化し
敵である相手をズダズダになるまで
打ちのめす…
もしくは
黙否を決め込む…
勝つか負けるか?
やるかやられるか?
ワタシ達親子のバトル・ロワイアル。
数年前の自分だったら
当然のごとく
このようなバトルに臨んだだろう
何の躊躇もなく。
でも今日は違う。
何てったって
素晴らしい朝に迎えられて
気持ちの良い目覚めからスタートした
「今日」という日を
こんなコトで台無しにするなんて
バカバカしいではないか。
そんな考えをした自分に
驚いているもう1人の自分がいた。
…続く。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
何気に無心になれるひと時〜〜♪♪
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
「口角を上げる」コトを意識し始めて
1年ほど経ったのですが
ありがたいコトにマスクのお陰で
自分の失敗談や友人のジョークを
思い出してはニヤニヤしてるなんて
誰にもバレていないコトが
更に口角アップとなってる今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
ワタシがイシリスと出会う
きっかけとなった母との確執を
書いてみようとようやく
思えるようになりましたので
小説仕立てで綴ってみようと思います。
もしかして
ワタシと同じように親子間での
お悩みを抱えている方
心を痛めている方
がいらっしゃるかと思いますので
そのような方へ
気づきのきっかけとなれたら
嬉しいです。
「もうひとつの追憶の日々」
ープロローグーその日も朝から晴天に恵まれて
とても気持ち良く目覚めたワタシは
ステキな1日の始まりを予感した。
前夜に
「寝るのが怖い」
と訴えてきた娘の苦手意識を
ゴッソリと遠隔で変えていたからか
今朝はいつもより穏やかで
落ち着き払っている娘を見て安心し
笑顔で学校へ送り出す。
そして久しぶりに
自分のためにパンケーキなぞを焼いて
このためにと買っておいた
今が旬の苺とバナナをトッピング。
大好きなホィップクリームも添えて
ちょっぴり贅沢な朝食を楽しむ。
その後
瞑想と温熱パック療法を開始。
いつも以上にインスピレーションが
降りてきて調子が良い。
そして心身ともに整えた後
前日から約束していた友人との
楽しいチャットタイム。
大好きなモノが食べれて
大好きなコトをして
大好きな人と話が出来て
こんなにも心穏やかでいれて
あぁなんて
素晴らしい日なのだろう
幸せだなぁ…
自分の心にゆとりを感じられるまでに
なれた自分が信じられない。
本当にこのような日が来るなんて。
・
・
・
っと思ったのも束の間
「ちょっと〜 ちょっと〜」
となんだか苛立ちを含んだ
すがるような声が
扉の向こうから
聞こえてきたのであった。
…続く。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。