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2025年02月19日 [マイライフ]
全てを失った日に覚悟する
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
先日友人と一緒に開催した
未来フェスティバルで
出店された方々とお知り合いに
なれてとても嬉しかった今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
これまでイシリスとの出会いや
潜在意識セラピストという道のりを
このブログで綴ってきた。
でもまだ話していないコトがある。
そろそろその時がきたのかも知れない。
もう過去のコトだ、と思う人も
いるかも知れない。
でもこの話を
必要としてくれる人がいるなら
――今、伝えたいと思う。
そう忘れもしない
2010年10月9日。
いつもと変わらない青い空。
眩しいくらいの太陽の光が
燦々と降り注ぐ。
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まさかあの日が
自分の人生を変える日になるなんて
思いもしなかった…
それはまるで
映画のワンシーンのようだった。
トントン。
ノックの音が響く。
ドアを開けると白い軍服を着た2人が
そこに立っていた。
「あなたのご主人〇〇さんが、
今日の〇時〇分に□□で発見
されました。
すでにお亡くなりになっています。」
と年上の軍人がそうワタシに告げる。
思っていたより冷静だった。
驚くほど涙も出ない。
ただ
これからどうやって幼い子供たちを
育てていけばいいのか
それだけが
頭の中でグルグルと回っていた。
子供たちはいつも通り
2階の部屋で遊んでいた。
何も知らずに
笑い声が響き、走り回っている。
この平和な時間があとどれくらい
続くのかーー
ワタシは考えたくなかった。
夫が自ら命を絶ったコトを
伝えることは出来ない。
特に息子はADHDと診断されていて
情緒がとても不安定だった。
「お父さんは心臓発作で亡くなった」
この子達がいつかお父さんのコトを
聞いてくる日が来るまでーー
ワタシは嘘を守り抜くと決めた。
叫び泣きわめく2人の子供たちの
小さな身体を抱きしめるコトしか
出来なかった。
「大丈夫、大丈夫」
ホントはワタシ自身が一番
大丈夫ではなかった…
すべては子供たちを守るため…
この嘘を守り抜くと決めた日から
“今は子供たちを育て上げなきゃ”
とワタシはただ前に進むことだけを
考えていた。
心にぽっかりと空いた穴に
氣付くことなく…
そして数年後――
私はある出会いをきっかけに
人生を大きく変えていくことになる。
続く。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
みんなの笑顔が最高〜〜♪♪
身体と心のセラピストNorikoです。
先日友人と一緒に開催した
未来フェスティバルで
出店された方々とお知り合いに
なれてとても嬉しかった今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
これまでイシリスとの出会いや
潜在意識セラピストという道のりを
このブログで綴ってきた。
でもまだ話していないコトがある。
そろそろその時がきたのかも知れない。
もう過去のコトだ、と思う人も
いるかも知れない。
でもこの話を
必要としてくれる人がいるなら
――今、伝えたいと思う。
そう忘れもしない
2010年10月9日。
いつもと変わらない青い空。
眩しいくらいの太陽の光が
燦々と降り注ぐ。

まさかあの日が
自分の人生を変える日になるなんて
思いもしなかった…
それはまるで
映画のワンシーンのようだった。
トントン。
ノックの音が響く。
ドアを開けると白い軍服を着た2人が
そこに立っていた。
「あなたのご主人〇〇さんが、
今日の〇時〇分に□□で発見
されました。
すでにお亡くなりになっています。」
と年上の軍人がそうワタシに告げる。
思っていたより冷静だった。
驚くほど涙も出ない。
ただ
これからどうやって幼い子供たちを
育てていけばいいのか
それだけが
頭の中でグルグルと回っていた。
子供たちはいつも通り
2階の部屋で遊んでいた。
何も知らずに
笑い声が響き、走り回っている。
この平和な時間があとどれくらい
続くのかーー
ワタシは考えたくなかった。
夫が自ら命を絶ったコトを
伝えることは出来ない。
特に息子はADHDと診断されていて
情緒がとても不安定だった。
「お父さんは心臓発作で亡くなった」
この子達がいつかお父さんのコトを
聞いてくる日が来るまでーー
ワタシは嘘を守り抜くと決めた。
叫び泣きわめく2人の子供たちの
小さな身体を抱きしめるコトしか
出来なかった。
「大丈夫、大丈夫」
ホントはワタシ自身が一番
大丈夫ではなかった…
すべては子供たちを守るため…
この嘘を守り抜くと決めた日から
“今は子供たちを育て上げなきゃ”
とワタシはただ前に進むことだけを
考えていた。
心にぽっかりと空いた穴に
氣付くことなく…
そして数年後――
私はある出会いをきっかけに
人生を大きく変えていくことになる。
続く。
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
