2019年12月07日 [マイライフ]
こんにちは。
身体と心のセラピストNorikoです。
今日のような
どんよりとした天気の日になると
無性にベイキングがしたくなって
張り切ってキッチンに立ったものの
ヘナ染めをしてシャワーキャップを被り
卵を割ってるエプロン姿の自分が
まだまだマーサ・スチュワートの足元にも
及ばないなぁとクールに現実を受け止めた
今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さてさて
今日は久々の「Story of My Life」を
お届けしたいと思います〜。
1999年1月。
ロンドン・ヒースロー空港に向かう
飛行機に乗り込みテイクオフ。
日本のマジョリティー社会から
ようやく脱出できた嬉しさと
これから始まるロンドンでの生活に
期待が高まり
初めて降り立ったロンドンは
さほどトーキョーと変わらない
オレンジ色の夜の景色でさえも
ワタシには新鮮にお洒落に映って見えた。
OLで貯めた資金でなんとか
6か月は居れそうだ。
1日3時間だけの授業を受けると
残りの時間はフリーだったので
その日の気分で気の向くまま
街を歩いたり
美術館に行ったり
大好きなミュージカルを観たりした。
ロンドンで過ごした思い出のうち
今でも印象に残ってるシーンが幾つかある。
ある日チューブと言われる地下鉄に乗り
座席に座っていたら
奥の通路から5、6歳くらいの子と
母親らしき親子がこちらへ歩いてくる
のが見えた。
立っている人も多い中
その親子は人をかき分けながら
ゆっくりと歩いてくる。
そしてワタシの前にも来た。
「お金を恵んでください」
と親子で両手を差し出しながら
歩いてたのだった。
周りの人々は見慣れた風景だからか
誰も気にも留めていない様子だった。
ワタシにはこの親子の姿が未だに
忘れられない。
ある時は
ロンドンバスに乗ろうとして
ワタシの他に12、3人ほどが一緒に
乗り込もうとしていた。
が
なぜだか急に現れた
地元の女子中学生グループが
バスの入り口を塞いで
人を通させないようにしている。
そしてしばらくしたら
何事もなかったかのように
そのグループはバスにも乗らず
立ち去っていってしまった。
ワタシも周りも何があったのか
全く理解できずにいたのだが
ワタシは彼女たちに
ターゲットにされていたのだ!
バスに乗り込む時に人を塞き止め
仲間の1人がワタシのバッグから
財布をスろうとしていたのだと
ファスナー全開のカバンを見て気づいた。
残念ながらその女子グループより
ほんの少し長生きしているお陰で
服のポケットに入れていた財布は
彼らの手に渡るコトなく一件落着した
のであった。
そして今度は
公衆電話で話している友人を待ちながら
フライドポテトを食べていたら
ホームレスらしき初老の男性が
突如目の前に現れて
「腹減ってるからくれ」
と言ってきた。
突然のコトでビックリして
「ワタシもお腹空いてるの」
と気づいたらそう言っていた。
なぜあの時あの男性にポテトを
あげられなかったのだろう。
今日のようなどんよりした日に
時々思い出す彼の血走った鋭い目。
日本ではまず経験するコトなんて
ないだろうなぁと
今振り返ってみても思い出深い
出来事であった。
日本を出て海外に行ったお陰で
日本の良さと豊かさ
日本人の素晴らしさ
に改めて気付かせてもらい
日本が大好きになれた。
自分もその名に恥じないような
生き方をしていきたいと
思うのであった…
(シャワーキャップして料理する
人のコトバではないかっ!汗)
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
「お互いを尊重する」日本ってさすが〜〜♪♪
PS.「ありがとうキャンペーン」
12月9日から始めます!
ららぽーと横浜でお待ちしてます〜♪
身体と心のセラピストNorikoです。
今日のような
どんよりとした天気の日になると
無性にベイキングがしたくなって
張り切ってキッチンに立ったものの
ヘナ染めをしてシャワーキャップを被り
卵を割ってるエプロン姿の自分が
まだまだマーサ・スチュワートの足元にも
及ばないなぁとクールに現実を受け止めた
今日この頃
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さてさて
今日は久々の「Story of My Life」を
お届けしたいと思います〜。
1999年1月。
ロンドン・ヒースロー空港に向かう
飛行機に乗り込みテイクオフ。
日本のマジョリティー社会から
ようやく脱出できた嬉しさと
これから始まるロンドンでの生活に
期待が高まり
初めて降り立ったロンドンは
さほどトーキョーと変わらない
オレンジ色の夜の景色でさえも
ワタシには新鮮にお洒落に映って見えた。
OLで貯めた資金でなんとか
6か月は居れそうだ。
1日3時間だけの授業を受けると
残りの時間はフリーだったので
その日の気分で気の向くまま
街を歩いたり
美術館に行ったり
大好きなミュージカルを観たりした。
ロンドンで過ごした思い出のうち
今でも印象に残ってるシーンが幾つかある。
ある日チューブと言われる地下鉄に乗り
座席に座っていたら
奥の通路から5、6歳くらいの子と
母親らしき親子がこちらへ歩いてくる
のが見えた。
立っている人も多い中
その親子は人をかき分けながら
ゆっくりと歩いてくる。
そしてワタシの前にも来た。
「お金を恵んでください」
と親子で両手を差し出しながら
歩いてたのだった。
周りの人々は見慣れた風景だからか
誰も気にも留めていない様子だった。
ワタシにはこの親子の姿が未だに
忘れられない。
ある時は
ロンドンバスに乗ろうとして
ワタシの他に12、3人ほどが一緒に
乗り込もうとしていた。
が
なぜだか急に現れた
地元の女子中学生グループが
バスの入り口を塞いで
人を通させないようにしている。
そしてしばらくしたら
何事もなかったかのように
そのグループはバスにも乗らず
立ち去っていってしまった。
ワタシも周りも何があったのか
全く理解できずにいたのだが
ワタシは彼女たちに
ターゲットにされていたのだ!
バスに乗り込む時に人を塞き止め
仲間の1人がワタシのバッグから
財布をスろうとしていたのだと
ファスナー全開のカバンを見て気づいた。
残念ながらその女子グループより
ほんの少し長生きしているお陰で
服のポケットに入れていた財布は
彼らの手に渡るコトなく一件落着した
のであった。
そして今度は
公衆電話で話している友人を待ちながら
フライドポテトを食べていたら
ホームレスらしき初老の男性が
突如目の前に現れて
「腹減ってるからくれ」
と言ってきた。
突然のコトでビックリして
「ワタシもお腹空いてるの」
と気づいたらそう言っていた。
なぜあの時あの男性にポテトを
あげられなかったのだろう。
今日のようなどんよりした日に
時々思い出す彼の血走った鋭い目。
日本ではまず経験するコトなんて
ないだろうなぁと
今振り返ってみても思い出深い
出来事であった。
日本を出て海外に行ったお陰で
日本の良さと豊かさ
日本人の素晴らしさ
に改めて気付かせてもらい
日本が大好きになれた。
自分もその名に恥じないような
生き方をしていきたいと
思うのであった…
(シャワーキャップして料理する
人のコトバではないかっ!汗)
今日も読んでくださり
どうもありがとうございました。
「お互いを尊重する」日本ってさすが〜〜♪♪
PS.「ありがとうキャンペーン」
12月9日から始めます!
ららぽーと横浜でお待ちしてます〜♪